2016年09月23日

ブスの25箇条16


こんにちは、あなたの幸せを願う仲人士の高橋宏仁です。

本日も訪問ありがとうございます。



宝塚「ブスの25箇条」の解説シリーズ第16回目いってみたいと思います!





16. 他人をうらむ







他人に損害を加えられたら誰でも嫌ですよね。

自分のものを傷つけられたり盗まれたり、

または自分自身の心や体を傷つけられたりしたら、怒りが芽生えますよね。

その怒りでイライラする人もいれば悔しさで悲しくなる人もいて、

大抵は平常心ではいられなくなります。




平常心が乱されるのは感情ある人間として当然ではありますが、

その感情をいつまで引っ張るかというのには個人差があります。

もちろん損害を与えられた程度にもよりますが、

「まぁこの程度で済んだと思って諦めよう」

「思い出すのもしゃくだからもう忘れよう」

「なにか報復してやりたい!」

「同じ目にあわさないと気が済まない!」

「絶対許さない、このことは一生忘れない!」

というように、感じ方は人それぞれです。





感じ方はいろいろありますが、これってどれが正解とかはないんですよ。

これも個人の価値観の問題なので、

「どういう生きたかを自分はするのか」

ということに当てはめて自分で選択すればいいのです。

どれでもいいんです。自分が納得できればそれでいいのです。






ただし、宝塚では「他人を恨むこと」はブスのすることだと教えています。






人を恨むときってどんな表情ですかね。

やっぱりヒドイ顔をしているというイメージではないですか?

楽しそうに、嬉しそうに恨んでいる人はいませんものね。

つまりですね、「うらむ」という感情を抱いているときは笑顔にならないんですよ。

だから当然、幸せな状態でもないのです。

まぁ、被害を受けた状態なので幸せも何もあったものじゃないと思いますが。

ただですね、確かに幸せじゃない状態になったのは相手のせいかもしれませんが、

その状態を続けるかどうかは自分で決めることができるんですよね。

「もういいや、水に流して忘れよう」といってその状態をすぐに抜けるのか、

「絶対許さない、絶対忘れない、一生恨んでやる」といつまでも引っ張るのか、

決めるのは自分ですよね。





「もういいや、水に流して忘れよう」というのは、相手を許すということです。

自分の大事なものを奪ったり傷つけたりした相手を許すというのは、

相手の見返りを求めないということなので「自分が損をする」ということです。

見返りというのは、謝罪だったり弁償だったり、懲罰を受けることです。

それらを放棄して損切りすることが、相手を許すということです。





嫌だ!損したくない!





そうですよね。損したくないですよね。

奪われたものは取り返したいですよね。だから恨むんですよね、わかります。

なぜなら、恨むという行為はこの損をしたくないという思いが生み出しているからです。

この「損したくない」思いが強いほど、恨みは強くなるのです。

自分が奪われたものと同等の対価が欲しい、

または自分と同じ苦しみを味わってほしいという思いがそうさせるのです。

そして、相手が奪ったものが金銭で計れないもの、

つまり、人の命等だった場合、損した思いを補てんできる見返りが存在しないため、

見返りを求めている限り一生恨み続けなくてはなりません。

この損した思いが補てんできることは一生ないんですから。

どこかで許さなくては一生苦しみ続けます。






だから、「もういいや、水に流して忘れよう」

と思うことが苦しみから解放される方法なのです。

ただ、頭でわかっていてもなかなか相手を許すという考え方は難しいですよね。

なぜ自分が損をしてまで相手を許さないといけないのかと疑問に思いますよね。

しかしですね、この「自分が損をして相手を許す」というのは、

なにも「相手を無罪放免にして解放してあげる」ということではありません。





自分が損をして相手を許すのは、



自分が幸せになるためなんです





相手を許すということが目的ではなく、自分が幸せになるために損切りするのです。

相手を恨むという感情を抱いていて幸せですか?

「苦しみを味わってほしい、死んでほしい」そんな感情を持ったあなたは幸せですか?

どんなにあなたが相手を恨んだところで、相手には何の影響もないんですよ。

恨むというのはあなた自身が苦しんでいるだけで、相手には何も伝わりません。

そんな自分を解放してあげませんか、ということです。

損切りするのは辛いです。自分だけが損をするんですからね。

でも、「損した!」といったん割り切れば、その一瞬は辛いけれど、

その後いつまでも恨み続ける必要がなくなるんですよ。

恨む苦痛から解放されるんですよ。

いつまでも人を恨むことに使う時間を、

自分の幸せを見つけることに使ったほうがいいと思うのは私だけでしょうか。







もちろん、損切りしたくない人はいつまでも恨めばいいと思いますよ。

その間に何か楽しいことができるかもしれないのに、

恨み続けるほうがいいという生き方を選ぶのなら止めません。






「人を呪わば穴二つ」ということわざがあります。

相手を殺したいと願って呪えば、お墓の穴が一つ必要になります。

しかし今度はその相手から呪い殺されるあなたのお墓も必要になります。

「誰かを呪い殺そうとしたら相手と自分の2つのお墓が必要になりますよ」

ということわざです。

他人に危害を加えれば、必ず自分に返ってくるという戒めのことわざです。

いくら相手に損害を与えられたとはいえ、

その相手を憎み続けることはいつか自分に返ってきます。

それは憎んだ相手かもしれないし、

憎しみ続けているあなたを見た周囲の人かもしれません。





それでもなお「いや、許せない!」というのなら、どうぞ恨み続けてください。

しかし、いつまでそんな相手に振り回されるんですか?

あなたから大事なものを奪ったその相手に一生振り回される人生でいいのですか?

もう人生台無しだからどうなってもいいと投げやりになっているのですか?





きっとそうやって投げやりになって「他人をうらむ」人のことを、

宝塚ではブスだと言っているのだと思います。

もし自分の人生まで投げ捨てていなかったら、

きっと自分の幸せのために他人を許すということができると思います。








美人の25箇条16.相手を許す







一度の人生だから損はしたくないものです。

相手を許すというのは自分が損をすることです。

しかし、相手を恨むというのはそれ以上に自分が損をします。

それを分かったうえで開き直って損を取るのなら何も言いません。

あなたの人生、生き方を決めるのは自分です。







最後にこれだけは言っておきます。




あなたは幸せになるために生まれてきたんですよ。






読んでいただきありがとうございました。

次回は、宝塚「ブスの25箇条17 悲観的に物事を考える」です。

考え方ひとつで未来が変わります。

次回はそんなお話です。

おたのしみに!


高橋宏仁結婚相談室

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Posted by 仲人士 高橋宏仁 at 16:28│Comments(0)結婚について
 
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