2016年12月21日

みんな正しい



こんにちは、幸せ研究家の高橋宏仁です。

嫌いな人を作らないためにどうするか、今日はその第5回目です。

第1回はこちら

前回はこちら




なぜ人のことが嫌いになるのか、

簡単に言ってしまえば「その人が常識はずれ」だからです。

「こいつはこんな常識もないのか!」

「なんて非常識な奴なんだ!」

そう思うから嫌いになるのです。

常識はずれだから話も合わない。

考え方も違うから話しててイライラする。

でも、前回話した通り、常識なんて人によって違うんです。

自分の常識で他人を見てしまったら、

そりゃぁ非常識な部分は必ず出てきますよ。


そもそも


自分から見たら他人は全員常識はずれ



なんですよ。


つまりですね、

「自分は正しい」

と強く思っている人ほど周囲の人が非常識に見えてしまい、

結果として嫌いな人がたくさんできるのです。



さて、そこでどうするかです。

「自分が正しい」

と思うことが原因なのですが、

じゃぁ「自分は間違っている」と考えればいいのかと言えばそうではありません。




「相手も正しい」




と考えることが大切なのです。



自分が今まで生きてきて積み上げてきた価値観は財産です。

それを否定するということは、自分自身を否定することになります。

それと同じように、相手の価値観も相手が積み上げてきた財産なのです。

相手の生き方というのは、相手にとってみれば何も間違っていないのです。

つまり、自分の価値観を相手に押し付けるな!ということです。

自分だけの小さな価値観で相手を測ることに意味なんてないのです

相手のことを「間違っている」と思うことは自分の驕(おご)りなんですよ。




「自分は正しい」と思ってもいいのです。

その正しいと思ったことを守って生きることは大切です。

でもだからと言って、他人もそれに従って生きなければならないのでしょうか。

自分というのは世界の中心でもありません。

自分の考えが真理というわけでもありません。

だから自分の価値観で相手の善悪を測ることなど驕りに過ぎないのです。



相手の言動には、それなりの理由が存在するのです。

たとえ相手の言動に対し「うわー最悪!」と思ったとしても、

相手には最悪な言動をしているという意識はないのです。

「最悪!」って言うのはただの自分の価値観なのです。

そんなふうに自分の価値観で見るから相手のことが嫌いになってしまうのです。



「そういう人なんだー」


相手に対してはこれでいいんですよ。

「そういうことする人なんだ」

「そういうこと言う人なんだ」

そんな捉え方でいいんです。

そこに善悪の判断はいりません。

何度も言いますが、そこに善悪の判断をつけるのは自分の驕りでしかありません。

「そういうことをする人」、「そういうことを言う人」

として付き合っていけばいいだけなのです。

例え何かあったとしても、結局損するのはそういう言動をした人なのですから。

因果応報というやつです。

それを、「こいつはヒドイことをする人だ」「常識のない人だ」

だから嫌いだ!

なんてやっていたら自分も損をするだけです。

嫌いな人を作ってイライラする時間、

ストレスになる時間をわざわざ作ることに何のメリットがあるのでしょうか。




人は「好かれたい尊敬されたい幸せになりたい」と考え生きているものです。

わざわざ嫌われたいと思っている人はまずいません。

人に「最悪!」と思われるような言動をとってしまう人は、

自覚が無いのです。それくらい大丈夫だと思っているのです。

そういう価値観を持ち合わせているのです。

「そういうひとなんだー」

と受け流せる人になることが嫌いな人を作らないコツです。

「そういう考えの人もいるんだなぁ」

「それが正しいと思っているんだなぁ」

でいいのです。



「自分も正しい」、「相手も正しい」

という考え方を身につけてみませんか?



次回は具体的な例を挙げて解説していきたいと思います。


次回はこちら

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Posted by 仲人士 高橋宏仁 at 23:57│Comments(0)
 
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